不妊治療口コミ「協力して取り組むという意識」

ご自身とパートナーの性別・年齢

自身:男性・35歳

パートナー(妻):女性・35歳

不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス

不妊治療を始めたの年齢:33歳

現在の治療ステータス:出産済み

不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯

生活も落ち着いた33歳の時、年齢の問題もあるので、そろそろ子どもが欲しいという話になり、妊活を始めました。

自然に結果が出るものと思っていましたが、半年たっても妊娠せず、夫婦ともに不安を感じはじめ、不妊治療専門の産婦人科に検査に行きました。

そこで妻が「多嚢胞性卵巣症候群」ということがわかり、不妊治療を始めました。

受けた治療の経緯

不妊検査の結果、初めの治療として、「タイミング法」を試しました。

また、妻とともにクリニックに通い、各種検査や不妊治療についてのセミナー等を受け、不妊治療のステップを学びました。

何度かタイミング法を実施しましたが、数か月間結果が出ず、次に「排卵誘発剤」を併用することになりました。

また、それと共に私(男性側)に問題がないか検査を行った結果、私自身も「運動無力症」ということがわかりました。

夫婦ともに子どもを授かりずらい体質ということが分かったため、人工授精のステップに進むことを医師と相談し、

最後の一回タイミング法を試したことろ、奇跡的に妻の妊娠がわかりました。

治療を受けた病院を選んだ理由

インターネットで、不妊治療で高い評価を受けている専門医を探しました。

自宅の近くにも不妊治療を実施しているクリニック・病院はいくつかありましたが、

実績のある専門医の診察を受けたいと考え、自身の住まいから、電車で50分ほど離れた不妊治療専門のクリニックを選びました。

初めは診察・検査のみと考えていましたが、医師により丁寧な説明、整った設備、通院する方々の明るい表情を見て、

夫婦で話し合った結果、ここで治療を行うことを決断しました。

正直かなり遠く、通院に時間も交通費もかかりましたが、良いクリニックを選んだと思っています。

不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ

不妊は、女性側の要因によって生じるというイメージがありますが、私のように「男性側の要因」による不妊もあります。

夫婦ともに妊娠しずらい体質でしたが、根気強く治療を続けることで、子を授かりました。

なかなか結果が出ず、不安・ストレスから夫婦の仲に亀裂がはしることもあります。

そうならないためにも、男性側は、妻の治療に付き合うのではなく、「協力して取り組む」という意識を、

女性側は、男性側に不妊を自分事にしてもらうよう、「話し合い」をしてください。

不妊治療は、自分が否定されるように感じ、正直、辛いと思う時が多いです。

しかし、決して諦めず、夫婦で手を取り合って進め、世界一かわいい自分たちの子を迎えてあげてください。