不妊の原因とは
妊娠しないという不妊の症状ですが、その原因は何なのでしょうか?
これにはさまざまな可能性があります。
ここではいくつかよくある原因をご紹介しましょう。
排卵の問題
排卵とは卵巣から卵子が排出されることです。
そのあとで卵子は卵管へと移動し、精子が来るのを待つのです。
この排卵がそもそも正常に行われていない場合があります。
もしこれが起こると、どれだけ性行為をしても卵子が卵管にいないため、妊娠しないという状態になるのです。
過剰なストレスをため込んでいたり、ダイエットをやりすぎていたりすると、この排卵の問題が起こることがあります。
不妊のよくある原因の一つです。
卵管の問題
卵管は排卵された卵子をキャッチし、その中において精子を待つ場所となりますが、ここに問題が起きる場合もあります。
もし起きると卵子が正常にキャッチすることや、その中に置いておくことが難しくなりますから、やはりどれだけ性行為をしても精子が卵子に出会えず、妊娠が難しくなります。
これが起こる原因となるのは、たとえば性病です。
クラミジアや淋病などに感染しているとこの卵管の問題が起き、不妊の原因となる場合があるのです。
これら病気は感染しても自覚症状が出にくいため、不妊の原因となっていることも珍しくはありません。
男性の精子の問題
不妊の原因は男性側にある場合もあります。
射精で精液を出せる方でも、その精液の中に精子がまったくいない、数が少ない、精子の運動が弱いなどの症状が見られる場合があるのです。
精液の中に十分な数の精子がいること、その精子が活発に活動していることは妊娠のために必要な条件の一つになります。
もし精子に問題がある場合、これが不妊の原因となっているケースもあります。
原因はほかにもさまざま
よくある不妊の原因をご紹介しましたが、これ以外にも不妊の原因はたくさんあります。
実際に何が原因で不妊となっているかは個人差が非常に大きいため、詳しい原因については不妊治療を受ける病院で医師に相談し、診察や検査の結果、一番可能性が高い原因を特定してもらう流れとなるでしょう。
この原因をなるべく正確に調べ、適切な治療につなげるためにも、病院を選ぶときには不妊治療を特に専門としている産婦人科や、その外来などを利用するといいです。
東京にはこのような病院はたくさんありますが、たとえば新宿駅の近くには不妊治療に力を入れている産婦人科があります。
このような病院ならかなり詳しい相談や診察、適切な検査などにより、原因を特定して適切な治療を受けられるでしょう。