運動不足は不妊に関係する?
不妊で悩んでいるときは、何がその原因になっているのか、かなり気になることも多いでしょう。
不健康な生活習慣としてよく言われる運動不足はどうかというと、これも実は不妊に関係する場合があります。
妊娠するためには体の健康も必要になるためです。
運動不足だと何が悪いのかというと、血のめぐりが悪くなり、卵巣が正常に働くための血が不足して妊娠にも影響する場合があります。
また、適度な運動はストレス解消にもつながります。
ストレスが溜まっていると体の機能が狂いやすくなり、排卵が正常に行われなくなるといった影響もありえるため、それを避けるためにも適度な運動はおすすめとなります。
このように運動不足は不妊に関係することもあるため、妊娠を希望するなら適度な運動がおすすめとなります。
どんな運動がいいの?
妊娠を目指して運動するときにどんなことをすればいいのか、これは簡単な運動でOKです。
学生時代に経験した運動部のような激しい運動は必要ありません。
むしろ激しい運動をすると体を壊したり、逆にストレスになったりと逆効果になる場合もありますから、自身の体力や好みなどに合わせて適切な運動を心がけてください。
たとえばウォーキングなどおすすめです。
走るのではなく歩くという運動ですね。
ジョギングに比べて体の負担も軽いですし、特別な準備物も必要ありません。
歩く時間は20分ほどが目安となりますが、難しければそれより短い時間でもOKです。
このほか、ストレッチやヨガなど、手軽に行えるエクササイズでもOKですから、運動の習慣を取り入れてみましょう。
運動だけで不妊は解消する?
運動不足が不妊の大きな原因だった場合は運動の習慣により不妊が解消する可能性もあります。
しかし不妊の原因は非常に多く、運動不足だけが原因というケースばかりではありません。
実際に何が不妊の原因か、その解消のためにはどうすればいいかは不妊治療を行っている病院で相談することで初めてわかることも多いです。
不妊期間が長く続いている方や、30歳を超えているなど年齢的な制限が厳しい方で、妊娠を強く希望するなら運動の習慣と合わせて不妊治療をしている病院を受診するのもおすすめです。
東京には不妊治療をやっている病院も多くありますし、中には体外受精にかなり力を入れている専門的クリニックもあります。
土日でも利用できたり、主要駅のすぐ近くあったりと敷居の低い病院もあります。
利用しやすいと思う病院でまずは一度相談してみるといいでしょう。