夫の不妊治療
不妊の治療を考えているとき、夫も一緒に治療を受けられるのか、気になっている方も多いでしょう。
男性が原因で起こる不妊もあります。
その可能性があるのなら夫も一緒に治療を受けないと妊娠は難しいことになりますよね。
ですから不妊治療をしている病院では男性側の診察や治療をやっている場合もあります。
具体的な対応は病院によって変わります。
男性でも受診できるという病院や、男性専用の外来がある病院、男性の不妊を専門に診察をしている病院、妻と一緒に受診するときに限って利用できる病院など、さまざまなケースがあります。
夫の不妊治療も希望すれば当然可能なのですが、病院単位でどのような対応になるかは確認して利用するといいでしょう。
治療内容
夫の不妊治療はどのようになるのかというと、女性の場合と基本的な流れや対応は同じです。
医師が診察を行い状況を確認したあと、検査を行う場合も多いです。
男性となる夫の場合、精液の検査が行われることが多いですね。
こちらで精子の数、運動性、形などを調べます。
これらが正常な状態にない場合、不妊の原因となっている可能性があります。
もしそのような状態が確認されたら、精子の数や運動性などを正常値に近づける治療を受けることになります。
女性の場合の不妊治療と同じく、これらは保険適用外となることも多いです。
実際にこれら検査や治療を受ける前に費用やそれらの必要性などは医師に確認し、納得して受けるといいでしょう。
どこのクリニックに行く?
夫の不妊治療を受けたい場合、クリニックの選び方としては男性の症状への対応をしているかどうかがまず大事となります。
東京にはそのような病院もたくさんありますから、候補となる病院はたくさん見つかるでしょう。
その中でどこを選ぶかについて、まず夫が個人で病院を受診したいなら、男性専用の外来があったり、病院単位で男性の症状を中心に診ていたりする病院など利用しやすいでしょう。
たとえば新宿駅の近くには男性不妊の外来がある産婦人科があります。
男性用の外来になるため、夫が個人で利用するのも簡単です。
渋谷には男性の症状を中心に診ているメンズ系クリニックがあり、こちらにも不妊外来があります。
夫婦そろっての受診ができる不妊治療の病院もあります。
たとえばやはり渋谷にそのような病院があります。
こちらは男性が個人では利用できないのですが、夫婦そろっての利用ならOKとなります。
このようにそれぞれの病院で特色がありますから、利用しやすい病院を選ぶといいでしょう。